事業の概要 出張授業 1. 出張授業 2. 海外視察 教材開発 まとめと課題
  1. 期 間 :2006年3月16日〜23日
    出張先:アメリカ合衆国(ミネソタ州セント・ポールとワシントンD.C.)
    出張者:平松
  2. 目的
     米国における科学技術理解増進活動 Public Understanding of Research (PUR) に関する最新の動向を調査します。  ミネソタ科学館およびスミソニアン(国立航空宇宙博物館、国立自然史博物館)を訪問し、 研究者および科学館が連携したアウトリーチ活動に注目し視察を行います。

  3. 成果
     訪問先では、いずれも大学や研究機関と協力した展示や教育プログラムを展開していました。
     そして科学館において、最新の研究やそこに携わる研究者を紹介する事は、研究者と科学館の双方にとって 非常に意義のあることであると感じられました。
     こうした取り組みは、アウトリーチ活動への意欲はあるが、時間や費用、ノウハウが不足している研究者と、 最新の科学を紹介したいが、専門家の知識や研究といったコンテンツを求める科学館、 双方の需要と供給が一致しているために、利益をもたらしていると考えられます。
     一方でこうした活動は、研究者(あるいは研究機関)と科学館との継続的な協力により成り立っている事が明らかになりました。